IE6 No More プロジェクト - コードのコピペでブラウザ変更を促す

Web制作関係者にとって「Internet Explorer 6」の存在は厄介な存在になっている昨今であります。

なぜ、厄介かはサイトを作成してみると分かるのですが、IE6には特有のバグがかなり多い上、使えない表現が多々あります。

IE6に対応するか、対応しないかで作業工数が結構変化したりするのです。

そんなIE6を出来る限り減らしたい。そんな理由で「IE6 No More」プロジェクトがあります。これはIE6を使用した場合に表示する警告文をみんなで使おうというものです。HTMLに貼り付けるだけなので、誰でも簡単に取り付けることができます。

サイトに警告文を表示する

以下のページからソース文をコピーします。複数言語ありますが、もちろん日本語もあります。

[browsershot url=”http://www.ie6nomore.com/code-samples.html“ width=”400”] Code Samples - IE6 No More

コピーしたソース分をhead要素にペーストするだけでOKです。

IE6で表示すると以下の画面が最上部に表示されます。

警告文

個人ページでIE6に対応する必要性はありませんし、ぜひこの警告文を表示してみてください。

Chrome Frame の導入を促す

どうしてもIE6が捨てられないという場合はGoogleが提供している「Google Chrome Frame」の導入を勧めてみましょう。

これは古いIEを使いながら、一部の最新機能の恩恵を受けることが出来るプラグインです。

Webの進化を推し進めるGoogleとしては、古いブラウザの存在は邪魔です。HTML5+CSS3のサイトを広めるためにも当プラグインを無料で提供し、Webの進歩を進めようとしています。

大手企業サイトは次々とIE6を切り捨てています。もちろんGoogleも同じなのですが、Googleは更にIE7も切り捨てています。

Googleの旧ブラウザサポートの打ち切りは8月1日から行われているようなので、Googleサービスを活用する方たちはIE8以降にアップデートするか、モダンブラウザに移行するか、もしくはこのプラグインを導入することになるでしょう。

とにもかくにも、Web制作者としてはテスト環境が減るのは良い事なので、無くなって欲しいのが本音ですよねw

そもそもなんでIE6を使うのか?

企業内システムでIE6のみしか動かないWebアプリケーションがあるのが一番の原因となってます。大企業なら新しく作れるのでいいですが、中小企業は頻繁にシステムを変更する余裕はありません。なので、そのためにIE6から移行できない人がいるわけですね。

他のモダンブラウザと使いわければいいと思うかもしれませんが、ブラウザの使い分けなんて普通の方は出来ません。そのことをしっかりと頭に入れておきましょう。

来年の2012年には「Windows 8」登場に伴って「IE10」が登場します。Chromeを真似し始めたFirefoxのように自動アップデートでバージョンが気にならなくなるようになればいいのでしょうが、確かIE10はWindows7以上対応のはず。MSはOS販売するために、ブラウザとOSを紐付けるのがよろしくないところです。

「IE6」登場によって、一気に成長したWeb業界ではありますが、今は逆に足を引っ張る存在となってしまい、バグを仕様と言い続けるMSのブラウザ使用率は少しずつ減ってきています。

ブラウザ間が競争するのは良い事だと思いますが、MSのやり方が今後も通用するかと言えば甚だ疑問ではあります。

さっさとHTML5の仕様もきっちりしてほしいところですね。